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[2005.02.22] ドイツの動物園、同性愛ペンギン3組を「温かく見守る」
先日この欄でも取り上げた「同性愛ペンギン@ドイツの動物園」問題だが、このたびより詳細な情報が伝わってきた。
ドイツ北部のブレーマーハーフェンの市営動物園で飼育中のペンギンに雄同士の同性ペアが見つかった件の続報を、同国の新聞ターゲス・ツァイトゥング紙などが報じている。それによると、話題になっているペンギンの種類はフンボルトペンギン。14羽のうち5組のペアができたが、卵を産まない組があったのでDNA鑑定で性別を調べてみたところ、3組が雄同士のカップルだった(ペンギンは雌雄の判別が難しく、外見の観察だけでは見分けにくいという)。「雄と雌のバランスが悪いせいでは」と考えた同園は、新たに雌4羽を増やしたが、3組の雄同士は離れようとせず、雌とも接触しない。♀と♂の「異性愛」ペアと同じように巣穴をつくり、侵入者を威嚇。たがいにおじぎや首ふりなどの親密なしぐさを見せ、交尾もしようとするという。
ちなみに、欧米などの動物園では、同性ペアの動物が確認されることは少なくないそうだ。それにしても、5組のうち3組が同性ペアだったというのはかなりの高率で、同園はここに注目。
行動や飼育環境などを多面的に研究していく方針だという。なお、動物の同性愛行動などを研究する米国の生物学者ブルース・ベージミルさんは、「ペンギンに同性ペアがいても少しも不思議ではない。同性ペアの鳥が繁殖時に一時的にペアを離れ、また元通りになった事例もある。人間同様、動物の世界でも『同性愛』は自然な現象と考えられるのではないか」と話す。
「ペンギンの同性カップル」の一件が報じられて以来、同園には同性愛者らから、
カップルを引き離さないように求める電話やメールが殺到していた。
キューック園長は「ペアの仲を引き裂くようなことは絶対にしない」と明言、さらに「彼らはとても仲よしなので、温かく見守っていく」と、今後の方針について語った。
――なにはともあれ、ペンギンの同性婚カップルのみなさま、末永くお幸せに!! |